透明度だけではない、ヒリゾ浜という海を詳しく紹介します

ヒリゾ浜は、南伊豆町中木から渡し船で渡ることのできる、伊豆半島最南端付近の海岸です。
高い透明度で知られるようになりましたが、ヒリゾ浜の魅力は水がきれいなことだけではありません。
浅瀬、岩場、砂地、水道のような場所、急に深くなる場所、ドロップオフ、そしてその先に続く外洋の深い海まで、非常に狭い範囲にさまざまな海の環境が集まっています。
そのため、小さなお子様が浅瀬で生き物を探すこともできれば、シュノーケリングに慣れた方が水深10mを超える深場の魚影を楽しむこともできます。
一般的な遠浅の砂浜とは、かなり性格の違う海です。
地形から生まれたヒリゾ浜
ヒリゾ浜は、切り立った崖と岩礁に囲まれた場所にあります。
陸路から簡単に出入りできる海岸ではなく、夏の渡船期間に中木港から船で渡ります。
周辺には大きな川もなく、外洋から入ってくる海水が絶えず入れ替わります。
そして一般的な海水浴場との大きな違いが、海底地形の複雑さです。
浜の近くには水深1m前後の浅場がありますが、少し沖へ泳ぐだけで2m、3m、5mと水深が変化し、さらに沖ハヤマやドロップオフ周辺では10mを超え、その外側は20m前後の深場へとつながっています。砂地だけでも、岩場だけでもありません。浅場、転石、岩礁、砂地、水道、深場、ドロップオフ。さまざまな海底環境がひとつの小さなエリアに集まっています。この複雑な地形こそが、多くの生き物がヒリゾ浜に集まる理由のひとつでもあります。
なぜヒリゾ浜の海は透明なのか

ヒリゾ浜の透明度は、一つの理由だけで生まれているわけではありません。
伊豆半島の先端という立地、川がほとんどないこと、周辺が外洋に近いこと、そして水路のような地形によって潮がよく通ることなど、いくつもの条件が重なっています。
特に小通り周辺では、潮が動くと大量の海水が狭い場所を通過します。
濁った水が長時間とどまりにくく、外から新しい海水が次々と入ってくるため、条件がそろった日には海底まで非常にはっきり見えることがあります。
旧ページでも、5mほど下の小石まで見えることや、小通りの潮通しのよさがヒリゾ浜の透明度につながっていることを紹介していました。
ただし、ヒリゾ浜なら毎日同じ透明度というわけではありません。
海は毎日変化します。
前日の波、雨、潮の向き、沖を流れている海流などによって、同じ場所とは思えないほど透明度が変わることがあります。
それもヒリゾ浜のおもしろさの一つです。
黒潮と深い海につながる場所

ヒリゾ浜は、伊豆半島西側の先端部に位置し、深い駿河湾側の海につながっています。
この付近は黒潮の影響を受けやすく、暖かい海流によってさまざまな南方系の魚が伊豆まで運ばれてきます。
さらに岸のすぐ近くまで深い海が迫っているため、一般的な浅い海水浴場とは違った魚が姿を見せることもあります。
過去にはヒリゾ浜周辺で、深海魚として知られるリュウグウノツカイが現れたこともありました。
ソラスズメダイやキンギョハナダイの大きな群れは、現在でもヒリゾ浜を代表する光景の一つです。
全国各地でシュノーケリングをしている方から、「沖縄より魚の種類が多く感じる」と言われることもあります。
もちろん沖縄と伊豆では海の環境も生息する魚も異なるため、単純にどちらが多いと比較できるものではありません。
ただ、ヒリゾ浜では暖かい海からやってくる魚と、もともと伊豆近海にいる魚、岩礁を好む魚、砂地を好む魚、浅場の魚、深場の魚などを、狭い範囲で見ることができます。
その種類の幅広さが、シュノーケリングを長く楽しんでいる方にも支持される理由だと思います。
潮を知るとヒリゾ浜はもっと面白い

ヒリゾ浜を理解するうえで欠かせないのが「潮」です。
ヒリゾ浜では大きく、下り潮と上り潮という呼び方をします。
同じ海でも、どちらの潮が流れているかによって、水温、透明度、流れの速さが変わります。
下り潮(くだり潮)
下り潮は、おおむね石廊崎方向へ流れていく潮です。
ヒリゾ浜では、こちらの潮のときに好条件になることが多くあります。
下り潮の方が上り潮より水温が1~2℃ほど高くなることが多く、透明度も高くなる傾向があります。
透明度が非常によい日の小通りは、まるで水がなくなったように感じるほどきれいに見えることがあります。
一方で注意も必要です。
小通りは水道状の地形になっていて、下り潮の場合、その先の水路が狭くなります。
大量の水が狭い場所を通るため、流れがかなり速くなることがあります。
そのため、下り潮=悪い潮という意味ではありません。
むしろ透明度や水温の面では、ヒリゾ浜にとって歓迎したい潮です。
ただし、条件が良いからこそ流れも強くなる。そこを理解して遊ぶ必要があります。
上り潮(のぼり潮)

上り潮は、入間や松崎方面、西方向へ流れていく潮です。
こちらは下流側が広くなっているため、小通りでも下り潮ほど流れが強くならないことが多く、比較的穏やかな潮です。
その一方で、下り潮と比べると透明度が若干落ちることがあります。
ただし、これはあくまで傾向で、上り潮でも非常に流れが速く、透明度が高くなることがあります。ヒリゾ浜では、流れが速い=海況が悪いとは限りません。
潮がよく動いているからこそ水が入れ替わり、高い透明度につながる場合があります。実際、過去には強い上り潮が7日間連続して続いたことがあり、その間は流れが速い一方で、透明度も非常に良い状態が続きました。潮は毎日単純に上下が入れ替わるものではなく、同じ向きの潮が何日も続くこともあります。風や波だけでなく、潮の向きや強さによっても、その日のヒリゾ浜の海は大きく変わります。
潮の流れをどう見分ける?
初めて来た方が海を見ただけで、潮の向きを判断するのは簡単ではありません。
一つの目安になるのが、水面を流れている泡などです。
風で動くものではなく、水そのものに乗って流れている泡などを見ていると、どちらへ潮が動いているか分かることがあります。
また、ヒリゾ浜ではライフセーバーが時間ごとに潮の状況などを案内しています。
その日の海は、その日の海で判断してください。
ヒリゾ浜の主なエリア

小通り

ヒリゾ浜を代表するポイントです。
水深は場所によって3~7m程度あり、岩と岩の間を潮が通る、水道のような地形になっています。
潮がよく通るため透明度が非常に高くなる場所ですが、特に下り潮では流れが速くなります。
シュノーケリングに慣れている人には非常に魅力的な場所ですが、初心者の方は、特に監視船側の流れが速い場所へ無理に入らないようにしてください。
丘ハヤマ

浜側にあるハヤマ周辺です。
内側は比較的静かで、浅い場所も多く、小通りほど潮流の影響を受けません。
初めてヒリゾ浜を泳ぐ方にも比較的入りやすい場所です。
周囲には岩場や魚の集まりやすい場所があり、浅いところでも十分シュノーケリングを楽しめます。
沖ハヤマ・ドロップオフ

ヒリゾ浜の中でも水深が深く、魚影が濃いエリアです。
10mを超える場所があり、さらに沖側では15m、20m前後の深場につながっています。
深い場所ですが、小通りのような狭い水道ではなく海面が広いため、場所によっては小通りほど強い潮流にはなりません。
キンギョハナダイをはじめ、深場を好む魚や大きな魚が見られることもあり、シュノーケリングに慣れた方には非常におもしろい場所です。
平五郎
平五郎は比較的穏やかで、魚をじっくり観察しやすいポイントです。
レンテンヤッコやミナミハコフグなど、珍しい季節回遊魚が見られることもあります。
岩場や洞窟の周辺も見どころが多く、特に洞窟の中に集まる小魚の群れは注目してほしい場所です。洞窟の中を埋めるように群れる小魚は、平五郎ならではの見どころのひとつです。
大根島方向

対岸に見える大根島には渡ることができません。
島との間は潮流が速いうえ、遊覧船などが通る航路になっています。
ブイの外側へ出ないようにしてください。
「向こうまで泳げそう」と思っても、泳いで渡る場所ではありません。
初心者でも楽しめますが「初心者向けだけの海」ではなく奥深い

ヒリゾ浜について、「初心者でも大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
答えは、場所を選べば十分楽しめます。
浜の近くには水深1m前後の浅場もあり、小さなお子様でも海の生き物を探したり、水中マスクで覗いたりできます。
一方で、小通りの速い潮や10mを超える深場もあります。
つまりヒリゾ浜は、初心者でも遊べるけれど、海全体が初心者向けにできている場所ではないということです。
一般的な遠浅の海水浴場でシュノーケリングをして、「もう少し深いところへ行ってみたい」「もっと魚を見たい」「もっと地形の変化がある海を泳いでみたい」と感じるようになった方には、ヒリゾ浜はかなり楽しめる場所だと思います。
上級者になっても遊ぶ場所がなくならない。これもヒリゾ浜の大きな特徴です。
ヒリゾ浜は「普通の海水浴」よりシュノーケリングを楽しむ場所

もちろん海水浴として遊ぶこともできますが、ヒリゾ浜の魅力を一番楽しめるのは、やはりシュノーケリングです。
透明度の高い海を上から見るだけではなく、水中を見ると岩場の魚、砂地の魚、群れで泳ぐ魚、深場の魚など、場所によって景色が変わります。
最低限おすすめしたい装備は、マスク・シュノーケル・ライフジャケットです。
特にライフジャケットは重要です。
潮流のある場所では、泳ぎが得意な人でも想像以上に体力を使います。
「泳げるから大丈夫」ではなく、海で遊ぶための装備として着用してください。
旧ページでもウォーターベストの着用を強く案内していました。
子どもと楽しむヒリゾ浜
ヒリゾ浜には深い場所がありますが、浜のすぐ近くには浅瀬もあります。
浅い場所を選べば、小さなお子様でも十分楽しめます。
岩場には小さな魚やカニなど、さまざまな生き物がいます。
ただし、浅いから完全に安全という意味ではありません。
滑りやすい岩や、毒を持った生き物もいます。
生き物をむやみに素手で触らず、子どもにはライフジャケットを着用させ、大人が近くで見守ってください。
旧ページでも、浅場で多くの生き物を見ることができる一方、ゴンズイ、ハオコゼ、ヒョウモンダコ、ガンガゼなどへの注意を呼びかけています。
ヒリゾ浜のサンゴと海の変化
海は何十年も同じ姿をしているわけではありません。
以前、ハヤマ周辺にはヒメエダミドリイシの大きな群落があり、旧ページにも水深4~7m付近に大群落があったことが記録されています。
その後、大型台風などの影響を受け、かつての大群落は失われました。
一方で、近年はエンタクミドリイシやソフトコーラルが増え、逆に昔と比べて海藻は少なくなっています。
変わるのはサンゴや海藻だけではありません。魚の顔ぶれも、年によって驚くほど違います。
たとえば昨年は、「今年はイシガキフグだらけだな」と感じるほどイシガキフグが目立ちました。
ところが今年は、同じように目につくのがアオブダイです。
また、台風の影響などでニザダイが以前より少なくなった一方、その場所で目立つようになったのが、オジサンの仲間であるホウライヒメジです。
同じ場所を泳いでいても、数年前とは魚の構成そのものが変わっていることがあります。
こうした変化を見ると、「昔と違うから海が悪くなった」と単純には言えません。
減る生き物がいれば、増える生き物もいます。台風、水温、潮の流れ、餌となる生物など、さまざまな条件によって海の中のバランスは少しずつ変化しています。
毎年同じ場所を泳いでいると、地形は変わらなくても、そこにいる魚やサンゴ、海藻の景色が違って見えます。
「去年はあの魚が多かったのに、今年はこっちか」
そんな違いに気づけるのも、長くヒリゾ浜へ通う面白さの一つです。
7月
7月は水温がまだやや低く、夏後半と比べると魚の種類も少なめです。
一方で、8月ほど混雑しないことが大きなメリットです。
静かな時期にヒリゾ浜を楽しみたい方には良い時期です。
8月
水温が安定し、南方系の魚も増えてきます。
いわゆる夏のヒリゾ浜らしい時期です。
ただし、お盆を中心に最も混雑しやすい時期でもあります。
9月
海だけを考えるなら、9月は非常に良い時期です。
水温はまだ高く、夏の間にやってきた魚も増えており、魚種が豊富になります。8月ほどの混雑もなく、比較的ゆったりと海を楽しめます。ヒリゾ浜を長く知っている方の中には、9月を一番楽しみにしている方もいます。また、一般的な海水浴シーズンが終わったあとも、ヒリゾ浜では監視体制があり、シャワー設備や海の家も利用できます。そのため、9月に安心してシュノーケリングを楽しめる場所としては、非常に貴重な環境です。一方で、9月は大型の台風が発生しやすい時期でもあります。台風が近づいていなくても、遠くからうねりが届き、海況によっては欠航する場合があります。条件が整えば、とても魅力的な9月。ただし、自然の影響を受けやすい時期でもあります。最新の運航情報を確認しながら、海況の良い日に楽しんでいただければと思います。
風によって変わるヒリゾ浜
ヒリゾ浜では風向きも海況に大きく影響します。
南西の風
南西風が吹くと、ヒリゾ浜は荒れやすくなります。
ヒリゾ浜は外海に近く、南西方向から風や波が入ると、海面がざわつき、次第に波が高くなることがあります。風が強くなるほど渡船の着岸や乗り降りにも影響が出やすく、運航判断では特に注意して見る風向きです。
また、港の中ではそれほど風を感じなくても、ヒリゾ浜側へ出ると海況が大きく違うことがあります。そのため、港だけの様子では判断せず、実際に浜や航路の状態を確認しています。
南西風が強まる予報の日は、朝は運航できても、その後海況が悪化して途中終了となる場合もあります。
北東の風(ナライ)
地元では北東系の風を「ナライ」と呼びます。
この風のときは乾いた風になりやすく、ヒリゾ浜はベタ凪になることがあります。周囲の地形が風をある程度さえぎるため、南西風と比べると海面が落ち着きやすく、ヒリゾ浜にとっては比較的相性の良い風向きです。
海が穏やかな日は渡船も運航しやすく、シュノーケリングもしやすい状態になります。特に波が少なく潮の条件も良い日には、ヒリゾ浜らしい高い透明度になることがあります。
ただし、ナライだから必ず凪になるわけではありません。沖から大きなうねりが入っている場合や、潮の条件によっては海が落ち着かないこともあります。
台風のうねり
台風によるうねりの場合は少し事情が違います。
ナライの方がまだ海況は良くなりやすいものの、遠くの台風から届くうねりは風向きだけでは判断できません。
現地ではほとんど風がなく、空も晴れているのに、大きなうねりだけが入ってくることがあります。台風がかなり遠くにある場合でも、外洋を伝わってきた長いうねりがヒリゾ浜まで届くことがあります。
このうねりは、普段の風波とは違って周期が長く、見た目以上に大きな力があります。しばらく静かに見えていても、何波かに一度大きな波が入ることもあるため、船の着岸や浜での乗り降りには特に注意が必要です。
また、台風の進路や距離だけで単純に判断できるものでもありません。同じ予報でも、実際にどの方向からうねりが入るかによってヒリゾ浜の状態は大きく変わります。
そのため運航可否は予報だけではなく、毎朝実際の海を確認して判断しています。
晴れていれば透明とは限らない
透明度は天気だけでは決まりません。
大雨の後は濁ることがありますが、周囲に大きな川がないヒリゾ浜では、ほかの沿岸よりきれいな状態を保っていることもあります。
逆に、朝からよく晴れていて、風も弱く、一見すると絶好の海日和に見えても、海の中に入ってみると「思ったより見えない」という日もあります。
空の青さと海の透明度は、必ずしも同じではありません。
むしろ大きく影響することがあるのが、沖を流れている潮です。
黒潮とは逆方向に冷たい潮が伊豆半島沿いを南下してくると、水温が一気に5~6℃ほど下がることがあります。
こうした冷たい潮が入ると、海の色や透明度も短時間で変わることがあります。
反対に、多少曇っていても、潮がよく動いてきれいな水が入っていれば、驚くほど透明度が高いこともあります。
海面から見た印象と、水中に入ったときの印象がまったく違う日も珍しくありません。
ヒリゾ浜では、風・波・雨・潮の向き・水温など、いくつもの条件が重なってその日の海がつくられています。
そのため、昨日きれいだったから今日も同じとは限りませんし、朝と午後で見え方が変わることもあります。
晴れているから必ず透明、曇っているから透明度が悪い、という単純な海ではありません。
毎日違うのが海です。
そこもまた、ヒリゾ浜のおもしろさの一つです。
「ヒリゾ浜」という名前について

ヒリゾ浜という少し変わった名前にも、この場所の歴史があります。
地元では、この付近はかつて「日の入る堂」「日入堂浜」などと呼ばれていたと伝えられています。その呼び名が長い年月の中で「ヒリド浜」などへ変化し、現在では「ヒリゾ浜」という名称で広く知られるようになりました。
掲載している古い写真を見ると、現在の船着場付近には、岩に大きな穴が開いた洞門のような地形があったことが分かります。現在とは海岸の姿が大きく異なり、昔の地名を考えるうえでも興味深い記録です。
その後、地震や波、台風など長い年月の影響によって海岸の地形は変化し、現在のヒリゾ浜の姿になっています。
今の景色だけを見ていると分かりませんが、ヒリゾ浜は海の透明度や魚だけでなく、地形そのものにも長い歴史を持つ場所です。
渡し船について

ヒリゾ浜へは、中木港から渡し船で向かいます。
8月の運航時間は、基本的に8:00~16:00です。
ただし、海況によって欠航や途中終了になる場合があります。
また、朝の受付順が、そのまま船に乗る順番になるわけではありません。
最近は以前ほど極端に朝早くから混雑する日ばかりではなくなっています。
特に混雑日には、朝一番の集中する時間を少し避けてから乗船すると、かえって楽に利用できる場合もあります。
7月・9月については運航開始時間などを見直す場合がありますので、当日の最新情報をご確認ください。
料金、受付方法、駐車場、現在の運航期間など、変更される可能性のある情報は、最新ページをご覧ください。
交通・駐車場について
中木までのアクセス方法、駐車場の場所、混雑時の利用方法などをまとめています。
初めてお越しになる方や、お車・バスでのアクセスを確認したい方はこちらをご覧ください。→ 交通案内
初めて利用する際の疑問や現在のルールについて
料金、受付方法、持ち物、ライフジャケット、子どもの利用、当日の運航など、よくお問い合わせいただく内容をまとめています。
初めてヒリゾ浜を利用する方は、来訪前に一度ご確認ください。
→ よくある質問
安全に楽しむために
ヒリゾ浜は、透明度が高く、多くの魚を見ることができる魅力的な海です。
一方で、潮が速い場所や、水深が急に深くなる場所もある、本格的な海でもあります。浅場では小さなお子様や初心者の方も楽しめますが、少し沖へ出るだけで海の条件は大きく変わります。
そのため、無理に深場へ行く必要はありません。ヒリゾ浜は浅い場所にも魚が多く、十分に楽しむことができます。
その日の体調や泳力、シュノーケリングの経験、そして当日の海況に合わせて、自分に合った場所で楽しんでください。
また、ヒリゾ浜ではライフセーバーによる浜からの監視だけでなく、監視船からも海上の状況を確認しています。潮の流れや遊泳者の状況によって案内を行うことがありますので、現地での指示や放送には必ず従ってください。
特に、
- ライフジャケットを着用する
- 一人で泳がない
- ブイの外へ出ない
- 潮が速い場所へ無理に入らない
- ライフセーバーや監視船からの案内を聞くことを守ってください。
透明度だけでは語れない海

ヒリゾ浜は、「伊豆の透明な海」として知られるようになりました。
もちろん透明度は大きな魅力です。
しかし長くこの海を見ていると、本当のおもしろさはそれだけではないと感じます。
潮によって水温も透明度も変わる。
昨日までいなかった魚が突然現れる。
夏が進むにつれて南の魚が増えていく。
浅場のすぐ向こうに深い海があり、砂地の隣には岩礁があり、その先にはドロップオフがある。
台風が来れば海底の景色さえ変わります。
同じヒリゾ浜でも、同じ海の日はありません。
初めて来た方には、まず安全な浅場から楽しんでもらえれば十分です。
そしてヒリゾ浜を気に入って、何度も来るようになったら、潮や地形、季節による魚の違いにも少し目を向けてみてください。
ただ泳ぐだけだった海が、少しずつ違って見えてくると思います。






































