南伊豆の小さな集落・中木。
賑やかな夏も終わり今、ゆっくりと時が流れています。
かつて賑わいを見せたこの土地も、今では若い人の姿が少なくなり、
人口は年々減りゆくばかり。
多くの地域でそうであるように、
秋の祭りを続けることも年々難しくなってきました。
新型コロナの影響で、人が集うことさえためらわれた時期を経て、
中木の祭りもいっとき途絶えそうになりました。
それでも——
昨年、ほんの小さなかたちではありましたが、再び太鼓の音が響きました。
そして今年もまた、笛の音が夜風に乗って静かに響いています。
外へと練り歩く姿はなくなったけれど、
子どものころ耳にしたあの音色、
あの太鼓の響きは、今も変わらず息づいています。
この音を、あと何年伝えていけるのだろう——
そんな想いを胸に、
練習を重ねています。
小さな秋祭りは、11月1日に開かれます。
ささやかでも、心に灯をともすような一日になりますように。


風の予報

























11/1のお天気が良いとよいのですが。賑わいを取り戻す方法があれば私も知りたい
ここに16年前の祭りの動画がありますので よろしければご覧ください