5月6日 伊豆漁協より送られたアワビの稚貝、約3000匹を自分たちの住む中木地区と共同の磯の入間地区に放流しました
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黒と赤の二種類のアワビを放流しましたが、貝の種類で黒アワビのほうが生育が早いのかサイズが大きかったですね
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昔はブロックで船から落として放流してたんですが、10年前くらいからダイバーに丁寧に沈めてもらい、他の魚たちに食べられないように岩の奥に運んで放流しています。放流されたアワビはエビや魚たちの格好の餌ですからね。今の法流方法の方が、遥かに生存される可能性が高いと考えられます。
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事前に餌(シバメやかじめ)を入れておいたのですが、なんと2~3日でカゴ内の餌が、全て食べられており稚貝の食欲の大きさに驚きました。この時期のアワビの幼生は活発で海藻なら何でも食べそうです。海藻の多いい場所に放流して大きく成長していただきたいですね。ただ懸念されるのは、このところ私達の地区でも磯枯れが進んでおり、海の中の植生が変化して来ています。最初はカジメだったところが、ホンダワラにかわり、徐々にソフトコーラルが増えてきております。海藻を食べる植生の生き物には厳しい環境が待っています。巨大台風のあとからほぼ見かけなくなったシッタカやクロメなどの巻き貝は、まだ数が減少前まで回復しておらず、繁殖もできないほど数が減少したのか?ほぼ海で見かけることが少なくなりました。
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以前の漁場に徐々に石灰藻類(サンゴ)が増えてきています伊豆の海も徐々に南の海のようにサンゴが多い海に変わっていくのでしょうかね!?磯枯れについては諸説、温暖化とか雨水の影響とかいろいろ言われていますが本当のところ解明されてはいません